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社内募集人との案件管理にも使える!従業員1人分以上の働きで、各ステークホルダーとの架け橋に

今回、お話をお伺いした方

ライフマイスター株式会社 村上様、鈴木様、小竹島様

 

課題・背景

  • 「本社で案件を生成・取得し、募集人に配信する」新プロジェクトを支える、直感的なシステムを探していた。
  • 24拠点・270人の募集人を、3名の本社営業統括部メンバーで簡単に管理したい。

効果・評価

  • 複数代理店間の共同募集でなく、本社・募集人間での案件管理も容易に実現可能。
  • 自動配信メールが優れていて、従業員1人分以上の働き。募集人からの照会も少なく抑えられている。

 

ライフマイスター株式会社は、他社に案件を配信しない代理店としては初めてMCマーケットクラウドを導入された、訪問型の保険代理店です。いわゆる「プロ代理店」における社内利用の実態や、同社の今後の展望について、営業統括部の村上様、小竹島様、鈴木様にお話を伺いました。

 

案件受注側の、訪問型保険代理店

—はじめに、御社の特徴を教えてください。

村上様

当社は案件を受注する側を担う、訪問型の保険代理店です。社員数330人、うち募集人270人を抱え、全国に24の拠点を展開しています(2024年12月現在)。

生命保険と損害保険の販売を基軸としながら、各種金融商品を取り扱うことでお客様に最適なご提案ができる「金融総合商社」への成長・発展を進めています。

 

—村上様はどのような役割を担っていますか。

村上様

私は本社営業統括部に所属し、営業統括部長を務めております。我々の部署では、保険会社との連携や挙績・募集品質管理、社内の研修制度の構築・運営、保険以外のビジネスの構築や社内調整、そして共同募集やリーズ等のマーケット提携を担当しています。どの業務も、24の営業拠点に所属する募集人一人一人の生産性を上げることにつながっています。

 

本社が生成・取得した案件を、支社の募集人に配信

—MCマーケットクラウドを知ったきっかけを教えてください。

村上様

元々、当社ではWizleap社(※1)が運営するマネーキャリア(※2)と提携し、MCエキスパートクラウド(※3)を使用していたため、Wizleap社がシステムを開発していることは知っていました。そのようなときに、当社の提携する代理店2社が続けてMCマーケットクラウドを導入したことを受けて、広く浸透していくシステムなのではないかと感じたことが、具体的な導入検討のきっかけです。

(※1)Wizleap:MCマーケットクラウドの運営企業

(※2)マネーキャリア:当社・Wizleapが運営する、お金の相談プラットフォーム。共同募集形式を採っています。

(※3)MCエキスパートクラウド:共同募集のアポ配信側が「MCマーケットクラウド」を導入した際、プロ代理店の管理者および募集人が使用するシステムのこと

 

—MCマーケットクラウドは当時、専ら提携代理店に案件を配信するマーケット代理店向けのシステムとして提供されていました。貴社ではどのような経緯で導入を検討されましたか。

村上様

当時、いわゆる募集関連行為従事者経由で本社が案件を生成・取得し、支社に所属する募集人に配信するプロジェクトの立ち上げをちょうど検討し始めていました。ただし、まだ提携するマーケットを開拓しようと動き始めている段階で、具体的な方法論は固まっていませんでした。

そのような時にこのシステムを知って、獲得した案件を24拠点270人の募集人に配信する手段として利用できそうだと感じました。そのときに、点と点が線につながったという感覚を持ちました。

 

—MCマーケットクラウドの導入時には、どのようなことを期待されていましたか。

村上様

それはMCマーケットクラウドがまだ「完品」でなく、Wizleap社のアップデートを経て今後も成長していくだろうという点です。

その上で、現在広く使用されているシステムに取って代わっていくだろうと今なお期待しています。今後広がるシステムを基幹システムとして使用し、このシステムを土台に社内の案件対応に関するルールをがっちり固めていくことで、案件配信側の企業に選ばれやすい代理店になるのではないかと考えています。

 

自動配信メール機能だけで、従業員1人分の働き

—あらためて、MCマーケットクラウドをどのように利用されているか教えてください。

小竹島様

①案件の登録・配信

まず、募集関連行為従事者から共有された案件を、当社でエクセルを使用してインポートしています。インポートした案件には、どの企業・マーケットから流入した案件かを「案件カテゴリ」機能を使って記録し、配信元企業・マーケットに応じて営業統括部が募集人に割り振っています。

 

②配信後の進捗管理

案件の配信後は、Webチャット機能(注:後述)を使って募集人とやり取りをします。動きがない案件、つまり「次アポが入っていない案件」や「面談日時が初回面談日時のまま変わっていない案件」については、営業統括部から状況を確認する連絡をします。

当社では、面談前にお客様に連絡を入れることを必須としているので、募集人から連絡した旨の「メモ」の登録がない場合も確認を入れます。

③分析

実績機能の「専門家実績」を使って、専門家ごとに、初回面談率や実成約率、世帯別平均ANPといった数値を容易に確認できます。また、同様の数値を「拠点ごと」「流入元の企業・マーケットごと」に閲覧することもできます。

データをエクスポートすると、オンラインと対面での数値も確認できますし、もちろんエクセルの関数を使って加工することも可能です。この機能は、流入元からの送客一覧情報と突合する際にも使用できますね。

 

—重点的にご利用になっているのはどの機能でしょうか。

小竹島様

Webチャット機能については相当程度使い込んでいます。チャット機能が案件ごとに紐づいているため、どの案件の話なのかが具体的に分かる上に、お互いミスなく楽に会話できます。メールだと、いちいち顧客IDを確認する必要がありますが、その値が間違っていると案件の特定ができず、会話が進みません。

村上様

自動配信メール機能も、細かく設定して使用しています。案件を募集人に配信する際、案件の流入元ごとに募集人に伝えたい内容が異なることがありますが、MCマーケットクラウドではそのような設定を実現できます。そのおかげで、次の2つの効果が生まれています。

①募集人が案件対応に迷わない

たとえば「マーケットAから共有された案件は、このように対応してください」というマニュアルを作っていても、それを共有フォルダに格納するだけでは募集人には閲覧されません。その結果、本社に都度問い合わせが来ることとなり、募集人も本社担当者も余計な時間を取られます。

一方、自動配信メール機能を使うと、案件の配信を知らせるメール内にマニュアルや資料へのリンクを記載できるため、自然な動線でマニュアルを開けます。

②本社の業務が効率化

手動での連絡が大きく削減され、現在は24拠点270人の募集人に対して、本社の案件配信・管理を3人で対応しています。このシステムだけで、従業員1人分以上の働きをしてくれていると感じます。

ちなみに、これまでお話ししたように状況に合わせて細かくカスタマイズしたメールを送信しているので、募集人の中には「自動ではなく本社の担当者が個別に送信しているメールだ」と認識している人もいるようです。図らずも、「本社にしっかり管理されている」という意識が募集人に根付いていますね。

ライフマイスター社の業務フロー図(Wizleapが簡略化して作成)

 

—他にご評価いただける機能はありますか。

村上様

①各種連携機能

募集人にとって、オンライン面談に使用するZoomのURLを一度発行しておけば、あとは自動的にお客様に送信される点は便利です。それから、Googleカレンダーと連携し、予定がある日時は自動的にブロックされるのも良いですね。当社の導入にあたって、「予定がある日時を自動的に空けるか、手動で空けるまではブロックするかを選択できる」機能が実装されたのも助かっています。

※MCマーケットクラウドの空き日程設定は、「すべて空いている状態から、受注不可の日時をブロック」する方式ではなく、「すべてブロックしている状態から、受注可能な日時を空ける」方式。村上様からも、「つい募集人が空き日程の登録を忘れても、ダブルブッキング等の事故が起きない」とのご評価をいただいた。

②帯配信機能

従来のシステムでは「帯配信機能」が存在せず、募集人を指定せずに代理店や支店宛に配信する場合は架空のアカウントを作ってそこに配信していました。

当社は現在使用していませんが、将来的に使う可能性があり、その余地があるということが重要です。共同募集業界の実態に合った機能だと感じます。

 

この使いやすさがなければ、プロジェクトが頓挫した可能性も

—導入時には、すぐに使いこなせましたか。

村上様

はい。導入当初から、システムの使い方に関する照会は多くありませんでした。初めに本社でマニュアルを作成し研修も実施しましたが、それをアーカイブとして残し、新規エントリーする募集人に共有する運用としています。元々のシステムの使いやすさも相まって、うまく運用に乗っています。

 

—業務効率化以上の、導入の効果はありましたか。

村上様

このプロジェクトとシステムを通じて、「会社が募集人に案件を供給し、会社が募集人を管理していく」という文化が浸透してきていると感じます。仮にそのようなプロジェクトを構想しても、それを支えるシステムが難解なものであれば、プロジェクトが頓挫し定着しなかった可能性もあったはずです。

MCマーケットクラウドはその使いやすさを前提に、たとえば「面談レポートを提出していなければ、決まったルールのもとで催促が届く」といった機能が提供されており、自然と募集人の行動が習慣化されていくというメリットがあります。

 

金融総合商社を目指すうえで、システムがあらゆるステークホルダーとの架け橋に

—御社の今後の展望を教えてください。

村上様

当社は現在、「金融総合商社」を目指す途上にあります。単なる保険販売の代理店にとどまらず、その他の金融商品や、直近ではふるさと納税事業の取り扱いも始めたりと、人生・生活にまつわる幅広いソリューションを提供していくことで、「お客様の人生に寄り添い、なんでも相談できる」存在を志しています。その結果、企業・個人を問わず、社会のあらゆるステークホルダーに価値を提供し、皆様に選んでいただける企業になれると考えています。

その際に、当社と携わっていただけるステークホルダーとのソフト面における架け橋となってくれる存在が、このMCマーケットクラウドだと考えています。

 

—最後に、同じような案件配信企業に対して、MCマーケットクラウドをお勧めいただける点を教えてください。

鈴木様、小竹島様

やはり、操作のしやすさです。マニュアルをつぶさに見ないと操作方法がわからないということはなく、募集人にとっても直感的に操作できる点が優れています。

現在は複数のシステムを使用していますが、すべてMCマーケットクラウドにまとまるのが理想です。

 

—今後、どのような点を期待されていますか。

村上様

やはり扱うシステムが少ないほど管理工数が小さくなりヒューマンエラーも減るので、どんどん既存のシステムがMCマーケットクラウドに置き換わってほしいですね。あらゆる履歴を残す必要のある保険業界において、案件の開始から面談、成約、保全と進む中で、すべての業務が1つのシステムに一元化されると美しい姿だなと思います。

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